20代の社会科見学

こんにちは、小原です。

昨日、デヴィッド・ボウイ展に見学に行ってきた。

正直、デヴィッド・ボウイって名前は良く知っているんだけど、
どんな曲を歌っていたか、どんな人物なのかっていうのは知らなかった。

おそらく40代ぐらいの人たちは、
ビートルズ、ローリングストーンズと同じぐらい
デヴィッド・ボウイのことを知っていると思うんだけど、
20代の若者たちにとってはなかなかなじみのない人かもしれない。

一言でいうと、ボウイってこんな人なんじゃないかな。

生き様を見せつけた人。
自分のカルチャーを全面に広げた人。
だけど、それを強制することはない人。

彼の生き様がいいと思った人たちが彼のファンになり、
それがムーブメントを生み出していって、
彼をスターダムにまで上り詰めさせたんじゃないかな。

彼を見ていると、ほんとに
自分勝手に生きることが大事なんだって気づかされる。

自分のやりたいことをやって、
そういう生き様に共感する人が集まって熱狂していくんだろうな。

しかも、彼自身のカルチャーを押し付けるわけではなく、
自然と彼のカルチャーを受け入れる人がいるっていうのがすごい。
自然と彼の世界観に巻き込まれていってハマってしまう。

それは、彼が新しい価値観を生み出すのがうまかったからだろう。

多くの人は身の回りから着想を得る。

大抵の人がやってしまうのは、
身の回りのものから得たものをそのまま伝えてしまう。

デヴィッド・ボウイの場合も身の回りから着想を得るという行為は同じだけど、
彼が違ったのは、そこから新しい価値観を生み出せたこと。

既存の価値観に縛られるのではなく、
新しいものを生み出そうとする。
自分がいいと思ったものを伝える。

それが生き様になり人を魅了する。

そんな生き方ができたら、カッコいいよね。