ガイドブックは捨てろ

知ることって意外と難しかったりする。

何が正しくて、何が間違っているかなんてないからだ。

物事には常にコインの裏表のような関係がある。

見方を変えれば、知れる側面も変わるということ。

物事のすべてを見ることはできない。

そして人間は自分のみたいようにしか見ない性質。

自分のフィルターを通して物事を見てしまうから、
誤った解釈をしてしまう場合も多い。

それが悪いわけではないのだけれど、
本質から少しズレてしまっているかもしれない。

それは海外を旅するときにすごく思うのだけれど、
実際に自分が思っていたものと違うなというのがよくある。

今の人の海外旅行って、
ガイドブックで調べて、
それに従って旅行しているから
「あっこの風景見たことある」
「これガイドブックと同じ場所だ」
とか言いながら観光している。

それってまったく面白くないなーって個人的には思ってしまう。

だったら写真だけ楽しんでいればいいじゃんって。

だから、もっと旅を面白くしたらいいのになって思う。

例えば現地の人と仲良くなったり、
現地人しか行かないような場所に行ったり、
その人の家に遊びに行ったり。

それってその人にしかできない経験だから。

何事も体験がすべてなんだよね。

そこにいたという事実が人間の心を喜ばせる。

他人と違うことをすることでしか、
面白い人間にはなれないという真実にみんな目を背けている。

他人とおんなじことをしていても、
その人の色が見えないからまったく面白くないでしょ。

そいつにはそいつの色があるんだから、
全面的にそれを押し出していけばいいのにと思う。

常に人と違うことをし続けよう。