人が動物と違う理由

今回は、少し大きなテーマで話そうと思う。

人類の歴史を紐解きながら、なぜ人は動物界の頂点に君臨するようになったのかを話せればと思う。

およそ7万年前、人類は他の動物と大して変わりはなかった。クラゲやホタル、キツツキなどの動物と比べて特に変わりがあったわけではない。ではなぜ、人類は地球の支配者となることができたのか?

その答えは、自分たちに特別な能力があるからではない。多くの人は、自分になにか特別な能力が存在していると勘違いしたり、人類には他の動物と違うなにかがあると思い込んでいるが、動物の能力的には他の動物となんら変わりはない。人類の能力は、犬や豚、チンパンジーと大した差はないのである。むしろ、無人島でチンパンジーと生存競争をしたら、チンパンジーのほうが生き残る可能性は高いだろう。

では、動物とどこが違うのか?なぜ支配者になることができたのか、その答えは、個々のレベルではなく、集団としての違いなのである。

集団ということを考えた時に、アリやハチを考えてみてほしい。女王アリや女王蜂といったものが兵隊たちを支配しているが、兵隊たちが反乱を起こして女王蜂を殺すということはないのである。同時に動物は、群れることはできない。もちろん最小単位で群れることはあるが、大きな個としての団体はありえない。考えても見てほしい。チンパンジーが10万人収容できるスタジアムに一堂に集まっているところを。どうなると思う?統制など取れるはずがないでしょ?

しかし人間はサッカーの観戦をする際、チケットを見せ会場に入り、自分の指定された席に座り、そこから応援をする。むやみやたらと他の席のところにいったり、反乱するということがない。たまにあったりするが笑

そう、人間が唯一他の動物と違うところは、集団になることができるというところなのである。個々の能力としては大して変わらないか、むしろ劣っている。 だが、集団になったときに人は強い。集団になると他の動物にはできないことができるようになる。それはなぜか?人類は柔軟性があるからだ。

人間ほど柔軟な動物は他にはいない。柔軟性とは、自分が知らない世界を受け入れることができるということである。無数の知らない人たちとも柔軟性をもって協働することができるのである。たとえば、あなたが今日食べたお昼ご飯は誰かが作ってくれたものである。お肉だったり、野菜だったり、誰が作ったかわからないようなものを食べることができるのだ。もし仮にチンパンジーだったら、自分でとるか、誰かがとったものを交換するかしかできない。人間だけが唯一、自分の知らない世界をも受け入れることができるのである。これほど柔軟な生物は人類のほかにこの世に存在しない。

ただ、多くの人類は群れることで争いを作り、群れることで支配者に回ろうとする。例えば、国であったり、会社であったり、宗教だったり、お金だったり。多くのものが架空の世界のものであるにもかかわらず、それが現実世界だと思い込み、人々は翻弄されてしまう。神は存在しないにもかかわらず、神は存在すると信じてしまうのが人間なのだから。

支配者の考えに振り回されることなく、自分の思い描いた未来を創るために。人間の唯一の能力である、集団化という能力を使って、あなたのやりたいこと、実現したい未来を創ったほうがいい。そのためには、まず自分のコミュニティを作ることが必要だ。コミュニティ=集団を作れば、あなたがやりたいことも、成し遂げたい未来も自由自在に創り出すことができるのだから。

そんな人間としての本質である、コミュニティを創る技術が学べる講座が2週間後に始まる。これは、僕がやる講座じゃなくて、コミュニティ作りのプロである長倉顕太さんと若山雄太さんがやっている講座である。

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